(社)日本建築材料協会(藤井實会長)は日、大阪市中央区のKKRホテル大阪で「2009年度新年交礼会」を 開催した。来寞並びに会員各社の代表など約150人が出席して新年の始まりを祝うとともに、未會有の経済不 況等の厳しい社会情勢下においても普段の努力を積み重ね、社会に貢献していくことを誓った。 正午から始まった交礼会の冒頭、主催者を代表して挨拶に立った藤井会長は「世界的な金融危機をはじめと する予断を許されない諸情勢を受け、建設投資は減少するなぢ、厳しい市場動向が続いている」と前置きし た上で、「環境問題への取り組み強化、安全・安心の建材づくり、コンプライアンスに準拠した信頼性の向 上に向けての取り組みが重要となっており、技術革命や経営体質の改善などに努め、社会の発展に貢献して いきたい」と強調。また6月10日から13日にかけてインテックス大阪で開催される「第20回けんざい2009」 についてもふれ、「ピンチをチャンスとしてとらえ、展示会を軸に各社の発展につながていきたい」と決意 を述べ、一層の協力を求めた。 この後、西植博近畿地方整備局建政部長と、原田敏行近畿経済産業局産業部製造産業課課長補佐は、各省の 重点施策にふれながら、それをサポートしていく協会の発展を祈念する祝辞をよせた。 こうして祝賀ムードが盛り上がる中、立成良三(財)大阪住宅センター理事長の発声によって乾杯が行わ れ、引き続き歓談を繰り広げた。