すべての乗客にやさしい駅を目指し、エレベーターやスロープによる段差解消などを目的に取り組んでいる 京阪電気鉄道(株)は、その一環として2009年度内に京阪電車の全68駅(ケーブル線および京都市交通局管 理の御陵駅を除く)全ホーム204ヵ所にホーム点字ブロック内方線(ホーム縁端警告ブロック)を完備する。 ホーム点字ブロック内方線は、視覚障害のある人が駅のプラットホームを利用する際に点字ブロックより中 心側にいるのか線路側にいるのかを知らせるためのもので、ホームしたへの連絡事故防止に効果を発揮す る。 ホーム点字ブロック内方線の法的な敷設基準は、駅の新設時期や大規模改修時にのみ設置基準があり、既設 ホームはその対象となっているが、京阪戦記鉄道(株)では、より安心・安全な駅を目指し、全駅、全ホー ムに設置することにしたもので、整備箇所は51駅・105番線に及ぶ。