全国屈指の公的デベロッパーとしての本領を遺憾なく発揮し、安全・安心・快 適な?まち?、?住まい?づくりを追求―。1965年11月に発足して以来、常に 時代と向き合い、生活者と語り合い、新しい快適と安心をカタチにしてきた大 阪府住宅供給公社。大阪府の住宅政策の一翼を担いながら、信頼の「公社ブラ ンド」をモットーに、多様化・個性化するエンドユーザーのニーズに的確に応 え続けている。また、昨年４月１日には、大阪府住宅供給公社と財大阪府住宅 管理センターの統合が実現し、大阪府住宅供給公社が「府営住宅」と「公社賃 貸住宅」を一元的に管理する新しい住宅管理体制がスタート。「新生公社」で は、今後も大阪府の住宅まちづくり政策の実施機関として、市町村、民間企業 などとの密接な連携の下、定住魅力にあふれるまちづくりに沿った住宅供給に 努めていく。
【写真：リロケ千里佐竹台（2004年12月完成）】
【図：片山団地完成予想図（2007年3月完成予定）】
《定住魅力のある住環境を創造》 1965年６月に公布された「地方住宅供給公社法」に基づいて、従来の（財）大阪府宅地協会を改組し、同年11 月１日に大阪府の全額出資によって設立された大阪府住宅供給公社。翌年２月には、（財）大阪府住宅協会の 業務も継承し、高度経済成長に伴う住宅需要の急激な増加に対応するための体制を確立した。また、昨春の４ 月１日に財大阪府住宅管理センターとの統合が実現。大阪府住宅供給公社が「府営住宅」と「公社賃貸住宅」 を一元的に管理することによって、業務の効率化、府民サービスの向上を図るもので、従来の住宅管理事務所 も五カ所（中央管理センター・千里管理センター・枚方管理センター・堺管理センター・岸和田管理センタ ー）の新管理センターに集約・再編された。 「住宅を必要とする勤労者に対し、住宅の積立分譲等の方法により居住環境の良好な集団住宅及びその用に供 する宅地を供給し、もって住民の生活の安定と社会福祉の増進に寄与するとともに、秩序ある住宅市街地の開 発に資すること」を目的として設立され、地域と密着した住まい・まちづくりに邁進してきた大阪府住宅供給 公社。住宅の大量供給という社会的要請に呼応した時代、質の充実に向けての新たなアイデンティティを確立 した時代、定住魅力のある住環境の創造に向けての取り組みを一段と強化した時代および少子高齢化・国際化 をはじめとする社会環境への対応など、様々な時代の変遷を経ながら住宅ニーズのトレンドを的確に汲み取り ながら大阪府の住宅政策の一翼を担い続けている。 常に時代と向き合い、生活者と語り合い、新しい快適と安心をカタチにしてきた府下屈指の公的ディベロッパ ー。この結果、約２万5,000戸の分譲住宅、約２万6,700戸の賃貸住宅の供給実績を有するに至り、信頼の「公 社ブランド」で中堅勤労者を中心とする入居者が暮らしを謳歌し、安全で安心な快適ライフを満喫している。 大阪特有の進取の気質が息づく大阪府住宅供給公社の多彩な事業。その柔軟な思考と高度な技術力に基づく提 案のひとつひとつが次代の住まいづくりを先導するとともに、多様化・個性化する一方のエンドユーザーのニ ーズにも的確に応えていく。
