土工協関西も重機展示ら 関西国際空港用地造成(株)(村山敦社長)=KALD=の第2期空港島着 工イベント「第9回みんなで行こう空港島」が8月30日、2期空港島で開催 された。KALD並びに、関西国際空港2期建設協力会、社日本土木工業協 会関西支部の共催によるもので、イベントには約4,500人が参加し、クルージ ングはじめ、かわりだね自転車やバギーカー試乗、重機展示、滑走路見学会 など多彩な催しが実施された。 イベントは、2期空港島の東側、内水面沿い一帯をメイン会場として開催さ れた。人気イベントのひとつであるクルージングでは、1期島の中央部折返 しコースを、高速船「しゃるまん」と「クイーンぼうぜ」の2隻で運行、K ALDの村山社長や古土井光昭・専務も乗船し、海上からの眺めを楽しん だ。今回は新たに、関西サイクルスポーツセンターの協力により、かわりだ ね自転車でサイクルコースを回るコーナーが設けられた。様々な形の自転車 で走り心地を楽しんだり、電動アシスト自転車の試乗、滑走路見学台までの レンタルサイクル(約600m)などが実施された。また、子供達を対象に、日 本紙飛行機協会の指導による紙飛行機の製作と実演、飛行機を砂絵で描くコ ーナーや消波ブロックにメッセージなどを描く落書きコーナー、海の生物に 触れるタッチプールなどを開催。
一方、土工協関西支部では、「100万人の市民現場見学会」の実行委員会メンバーらにより、埋立工事で使用 した46トンダンプや10立方mホイルローダ、38トンブルドーザ、35トン振動ローラーの重機展示はじめ、ミ ニバックホウによるカラーボールすくい、重機ミニカーがあたる抽選会のほか、日本の土木遺産を紹介した パネル展示、支部広報誌はじめパンフレット等を配付、PRにも努めていた。 また2期建設協力会では、東亜建設工業の職員らが中心となり、バギーカーの試乗を実施。現場で使用して いるGPS搭載のバギーでコースを回り、試乗後は記念撮影を行い、その場で写真をプレゼントする、恒例 イベントで人気コーナーのひとつ。 このほか、大阪府水道部による「利き水会」では、水道水の利き水と水道ボトルのプレゼント、記念スタン プラリーも行われた。また、イベント参加者には記念品としてエコバッグが配られた。