鉄建建設(株)大阪支店(福原久之支店長)の「第33回安全大会」が6日、同社災害 防止協力会らの共催により大阪市中央区の朝日生命ホールで開催された。大会には、 福原支店長はじめ職員、協力会各社の代表ら約300人が参加し、ゼロ災達成に向けての 決意を新たにした。 大会では、開会の言葉に続き、「安全の基本は技術にあるーの安全理念に基づき、全 ての部門が一丸となって安全管理を徹底を目指し、安全重点目標の達成に取り組んで ほしい」とする神田志義社長のメッセージが披露された。 続いて福原支店長が挨拶。福原支店長は、「安全で快適な職場環境の創造を第一に取 り組みたい」とし、今年度は墜落災害防止を重点目標に各種活動の実践を訴え、「災 害防止に特効薬はない。日々新たに安全の基本は技術にあるの理念を肝に銘じ、原点 に立ち返り安全活動を確実に実施してほしい」と呼びかけた。
来賓祝辞では、天満労働基準監督署の中西一裕署長が、労働環境を取り巻く環境には「依然として厳しいも のがある」とし、労働局としても安全で安心な職場づくりを目指し、「今年度は災害発生現場と店社に対し て立入指導を強化するとともに、現場所長安全宣言運動を引き続き推進する」と、労働災害防止へ全力を尽 くすとしてさらなる協力を要請した。 大会ではこのほか、昨年度の安全活動に功績のあった作業所や個人に対する安全表彰や安全宣言、特別講演 などが行われた。