安全優良者表彰も 大阪建設専門業安全協力会連合会(専安連、渡辺睦翁会長)の「第49回通常 総会」が24日、大阪市中央区の建団連会館で開催され、平成20年度事業計画 などの各議案を承認した。 総会には会員各協力会の代表など約50人が出席。議事に先立って挨拶した渡 辺会長は、建設業における昨年の大阪府下の労働災害について言及し、その 多くが不安全行動に起因するものだったことを説明。そして「安全に特効薬 はない。不安全行動をなくすには、リスクアセスメントの確実な実施や安全 パトロールなど毎日の安全活動の積み重ねが重要。そのためにも今一度、災 害撲滅に向けて強い決意で臨みたい」と締めくくった。また、渡辺会長は熱 中症対策について万全の策を講じるとともに、専安連が推奨している日除け タレの活用を呼びかけた。 この後、渡辺会長を議長として議案審議に入り、2007年度決算報告をはじめ とする各議案を可決、承認した。このうち、2008年度事業計画では足場作業 主任者技能講習会等の講習会、安全表彰、建災防大阪府支部実施事業への参 加、追弔法要(建団連との共催)、大阪労働局との安全研修会などを実施す る。
総会終了後には「安全優良者表彰式」が行われ、元請各社の各協力会から推薦を受けた手水竜也さん ((株)北平組)など39人に対し、渡辺会長から賞状が贈られた。 表彰式では引き続き、大阪労働局労働基準部の山本正造・安全課長、建設業労働災害防止協会大阪府支部の 森本晴夫・副支部長、社大阪府建団連の北浦年一会長の各氏からの来賓祝辞、受賞者代表の川元勲さん(ク サカ建設?)による謝辞が披露された。