越井木材工業(株)(大阪市住之江区平林北1−2−158、越井潤社長)では、今年2月末に関東第2工場 (千葉市稲毛区長沼原町280)を立ち上げたが、7月31日付けでJAS認定工場となり、このほど本格的な生 産を開始した。 今回の関東第2工場は、既設の関東工場(茨城県神栖市)と連携しながら、都心に近いという恵まれた立地 条件を活かし、顧客に対し従来にも増した良いサービスを提供することを目的としたもの。また耐久性の高 い住宅資源が求められている中で、加圧注入木材のニーズが高まっており、新しい市場開拓にも取り組んで いく。 同工場では注入プラント2機、インサイジングライン1機、桟積みライン1機、そして熱処理・乾燥機4機 の設備を有し、都心にも近い複合型・集中型の工場として役割が期待されている。同社では今後も保存処理 木材の普及に努め、住生活と環境に貢献していく方針。 また、9月11日には関東第2工場の本格稼働にともなう内覧会が行われ、同社の越井社長をはじめ関係者ら 多数が参加した。 越井木材工業 http://www.koshii.co.jp/