和歌山県が工事を進めている国道168号「越路(こしじ)道路が」(延長1.9?)のうち、新宮市五新から南 桧杖間の1.0?が完成し、2月28日から供用を開始した。道路の幅員は10.5m(車道3.5m×2,中央帯1.0 m、路肩1.25m×2)。 今回の越路道路を含む五條新宮道路は和歌山県新宮市から奈良県五條市に至る延長約130?の地域高規格道路 であり、紀伊半島の生活中心都市及びその間の市町村を相互に結ぶ広域ネットワークを形成し、地域間の交 流促進を図る道路となる。五條新宮道路の全線改良が完了すると、新宮から五條間の所要時間が約165分から 約120分に短縮される。 今回の供用開始地区間には新越路トンネル(延長461m)が完成し、これまでトンネル内での大型車の対向に 支障をきたしていたが、同トンネルにより解消される。車両は新しいトンネルを通ることにより、自動車・ 歩行者は現トンネルを安全に通行できる。そのほか南桧杖橋(延長272m)も設置された。