(株)竹中大工道具館(神戸市中央区中山手通4−18−25赤尾建蔵館長)は今月25日から「水彩で綴る 大 工道具物語」安田泰幸展を開催する。会期は6月14日まで。 同展では安田泰幸氏が描いた同館収蔵の大工道具200数十展と所縁のある建築などのスケッチを展示する。安 田氏は街を訪ね歩き人々が築き上げてきた街の表情や生活文化を絵に描く活動をしている。今回展示される 同館の収蔵品200数十点のスケッチは、先祖から受け継いできたものづくりの精進に思いを馳せ、職人が愛用 した道具の美しさや温もりが水彩画で表現されたもの。また、展示と併せ同タイトルの本と絵葉書(8枚組 4セット)が刊行される。 同館では、1つ1つの道具に込められた知恵と工夫の物語を、建築物や町並みのスケッチとともに楽しんで もらえればとしている。開館時間は9時30分から16時30分、月曜定休(祝日の場合は翌日)。問い合わせは 竹中大工道具館(電話078−242−0216)まで。 竹中大工道具館 http://www.dougukan.jp/