2008年度の国土交通白書が21日の閣議で配布され公表された。第?部で「厳しい経済状況下でも暮らしを守 り活力づくりに挑む」、第?部で「国土交通行政の動向」を挙げ、国民の生活に重点を置いているのが特 色。「国土交通白書2009」として市販される。本書の第?部では「私たちの暮らしを支える国土交通行政の 展開」をテーマとして取り上げ、国土交通行政と深い関わりを持つ暮らしと生活環境について現状と課題を 分析し、暮らしに係わるニーズを把握した上で、国土交通行政の展開について今後の方向性と主要な施策を 紹介。 その「第1章」では生活する人の視点かた、地域に住む、会社で移動する−の3つを局面に分析し、課題を 抽出している。「第2章」では国土交通行政としての今後の取り組みの方向性と主要な施策を、?暮らしに おける安全・安心の確保?暮らしにおけるセーフティネット機能の確保?日々の生活向上?多様なライフサ イクルを支える基盤の形成?広域的・グローバルな展開への対応をサポート−の−の5つで支店を提示。 また、第?部では国土交通行政の動向を政策分野ごとに報告している。