友廣支部長を選任 (社)日本土木工業協会関西支部(友廣康二支部長)の「2009年度通常総 会」が19日、大阪市内のホテルで開催された。4月に土木3団体らと統合し てから初めての開催で、総会には友廣支部長はじめ会員各社の代表ら約70人 が出席し、事業計画などを決めるとともに、役員選任では友廣支部長を再任 した。 冒頭の挨拶で友廣支部長は、四団体統合に至る経緯を述べ、支部会員の結束 を要請した。今年度の事業については、良質な社会資本の提供を念頭に、的 確な対応を図るとしながら、「本部の基本方針を踏まえ、支部地域の特性を 加味し、委員会を中心にタイムリーに即した活動を展開する」として、一層 の協力を呼びかけた。 この後、友廣支部長を議長に議案審議を行い、事業計画はじめ予算案などを 承認した。この中では、日本電力建設業協会関西支部、日本鉄道建設業協会 大阪支部、日本海洋建設協会関西支部、五団体合同安全公害対策関西支部の 合併消滅事業報告が行われるとともに今後、各支部の事業を電力工事・鉄道 工事9委員会となった。
また、統合に伴う役員の選任が行われ、支部長に友廣支部長を再任した。再任にあたり友廣支部長は、「新 生土工協スタートの支部長を光栄に思うが、重責に身の引き締まる気持ち」とし、今後も諸先輩が積み重ね てきた活動を踏襲しながら、「時代の変化に対応した諸課題に取り組む」と今後の支援を要請した。また、 総会終了後、本部の中村満義会長はじめ本部役員の紹介が行われた。挨拶で中村会長は、団体統合により 「名実ともに土木を代表する団体としてスタートした」とし、今年度を「土台固めの時期」と位置付け、? 開かれた新しい土工協活動の展開?建設業の健全で持続的な企業活動の促進?景気対策としての公共投資へ の取り組みの推進ーの三点を主要課題として事業展開を図ることとし、「くらしを支え、未来をひらくの負 託に応えられるよう、本部と支部が一体となって活動を展開したい」と、決意を述べた。 なお、主な役員は次の通り。(敬称略) 支部長▽友廣康二(大林組常務執行役員)副支部長▽小寺健司(奥村組西日本支社副支社長)▽河本克正 (鹿島建設関西支店執行役員副支店長)▽栗林棟一(熊谷組関西支店執行役員副支店長)▽齋藤久克(鴻池 組大阪本店常務取締役土木本部長)▽前田治(錢高組執行役員土木支店長)▽久保博司(大成建設関西支店 専務役員支店長)▽福原久之(鉄建建設大阪支店常務執行役員支店長)▽宮脇清文(東洋建設大阪本店執行 役員本店長)▽熊木徹(間組大阪支店執行役員支店長)