(社)日本基礎建設協会関西支部(浅野修弘支部長)の「第32回通常総会」 が22日、大阪市内のホテルで開催された。総会には、浅野支部長はじめ支部 会員各社の代表らが出席し、今年度の事業計画などを決めた。 冒頭の挨拶で浅野支部長は、厳しい状況の中、課題は山積してるが、「互い に協力できるところは協力し、今後も会員各社が、協会として活動できるよ う力を合わせていこう」と、さらなる支援と協力を呼びかけた。
来賓挨拶では本部の平見殖副会長が、技術の向上を目指し切磋琢磨してほしいとしながら、「協会は会員の ものであるとの認識を深め、本部に対し積極的にて意見や提言を出してもらいたい」と述べ、本部と支部が 一体となった活動へ期待を寄せた。また、山田嘉基専務理事は、本部の活動報告として協会の公益法人化に ついて、「時間をかけて検討する」とした。 総会では、昨年度の事業と決算報告、今年度予算と事業計画を、それぞれ承認した。今年度の事業計画で は、施工など技術や資格取得、安全に関する研修会や講習会の開催、大阪府や近畿地方整備局など、発注機 関との意見交換会などを中心とした活動を予定している。