大阪府土木建築協同組合(樋口進一理事長)の「2009年度通常総会」が5月 27日、大阪市内のホテルで開催された。総会には、樋口理事長はじめ組合各 社の代表ら約50人が出席し、今年度の事業計画などを決めた。 総会で挨拶に立った樋口理事長は、建設市場が低迷する中、「建設業は社会 基盤を守る重要な基幹産業であり、なくてはならない存在だ」とし、各地域 に技術と経営に優れた地域業者は必要不可欠であり、「このため組合として も組合員各社の経営基盤安定等を目標に活動していく」とさらなる協力を呼 びかけた。
この後、議事に移り、昨年度の事業と収支決算報告、今年度の事業計画と予算などを審議、いずれも満場一 致で可決、承認した。今年度事業では、中小建設業の構造改善に関する事項はじめ、組合としては工事量確 保に向けた各種の要望活動、技術向上のための資格取得、法令や制度に対応したセミナー、講習会などを開 催するほか、新たな取り組みとして労働保険事務組合の運営を開始するとしている。