開催地の青年部代表として、今年10月に大阪で開催予定の全鉄筋青年部全国連絡会議を政界させるのが就任 後の大きな仕事となる。現在は会議のテーマの絞り込みに向けて各地区で検討を進めている。 関西鉄筋工業共同組合青年部の部長としては「会員の増強と若手職人の育成」を今後の取り組み課題にあげ る。現在の会員は15人。親組合の会員が62社だから、確かに少ない。増強のためには会員企業の後継者だけ でなく、中核となって働く若手幹部にも入会を呼びかけたいという。 若手職人の育成にも意欲を示す。現状について若手が育たないのは仕事が安定しないからだと明快だ。その ために、現場の仕事を工場でもできるようにすれば仕事も平準化し、安定した仕事量が確保できると考え る。工場では鉄筋の加工だけでなく組み立て、ユニット化することで工業化でれ、工期の短縮やコストダウ ン、品質の安定化にも繋がるとの見解を示す。 自社((株)又野鋼業)の社長に就任したのが25歳の時で、現在35歳。現場の経験のあり、職人たちの気持 ちもよく理解している。趣味はストレス解消も兼ねたサウナや岩盤浴。裸になって思い切り汗をかくことで 心身共にリフレッシュする。部長としての任期は2年、今後の活動に期待したい。