(社)日本建設機械化協会関西支部(深川良一支部長)の「第60回通常総 会」が3日、大阪市内のホテルで開催された。総会には、深川支部長並びに 来賓、企業・団体会員の代表者ら約100人が出席し、今年度の事業計画などを 決めた。また、総会終了後には、支部創立60周年記念式典が開催された。 総会では、初めに深川支部長が挨拶。深川支部長は、厳しい状況を乗り切る ためには「知恵を出していくことが必要であり、協会は個々が知恵を出すこ とのできる集合体だ」と協会としてのメリットを強調しながら、「今後も目 の前の課題を地道に解決するため努力していこう」と呼びかけた。 来賓挨拶では、本部の辻靖三会長からの「地域根ざしたニーズに対応するた め、本部と支部が連携した活動をお願いする」とのメッセージが披露され、 近畿地方整備局の三上章機械施工管理官が、「情報化施工に寄与する新技術 や機械の開発とともに、業界の発展と社会貢献への取り組みにも期待する」 と、協会の果たす役割に期待を寄せた。引き続き議案審議に入り、昨年度の 事業と収支決算報告、今年度の事業計画と予算などを承認した。今年度の主 な活動では、運営委員会や企画、広報、技術、建設、リース・レンタル、整 備サービス業の各部会を軸に新機種・工法の開発、研修会や講演会など、技 術向上に向けた活動を予定している。
総会ではこのほか、本部並びに施工技術総合研究所の活動報告、建設機械優良運転員・整備員に対する表彰 式が行われた。